よしなしごと其之四拾


9/10(日) 二日目


 本日は移動日、軟座の特快で一路杭州へ。上海駅で待つこと暫し、杭州行きの電車到着。って、おい!なんかすげー電車じゃん(汗)ALL二階列車だし。見ると聞くとは大違ひ、中国侮れず...
 移動中の風景は田園風景。おー、陶宗旺風の親父がいい味出してるじゃん(笑)しか〜し、農民達の家はグレートだった!皆三階建てでカラフルな外装、屋根に東京タワー立ってたり、謎のボール三つ付き棒が立ってたり。日本なら、所謂豪邸の類だぜ。でも、この作りじゃ恥ずかしくって住みたくないかも(爆)
 途中の風景見てて気が付いた。中国の物干しって、家に対して垂直方向に干すようになってるのね。日本だと家の壁に平行に物干しって付いてるけど、中国だと道に向かって真っ直ぐ物干し竿が伸びてる。なんかちょっとした所に中国を感じるぜ(笑)
 そんなこんなで杭州駅到着...って、おい!なんかすげー駅じゃん(汗)東京駅よりデカイだろー、これじゃ。見ると聞くとは大違ひ、中国益々侮れず...
 阿字弟の意見で、今日は二日目だし、折角だから中国らしいホテル泊まって宿泊費浮かそうってことに。取り敢えず、足の向くまま気の向くまま、てきとーにホテルを探す(笑)こーゆーとこがツアーと違って面白いとこなんだな。道々見るに、なんか杭州の街は楽しそう。運弟、麻雀牌の店を発見して嬉しげ(笑)
 ちょっと街も外れの辺りで金桂旅館と言う小さなホテルを見つける。と言ってもわしの目にはちゃんとして見えるが。一泊一人60元、それでもここでは良い部屋だってところで手を打つ。昨日が一泊一人150元だから、安いなぁ。ホテルの小姐、外人なんか滅多に泊まらないらしく、ちょっとあたふた。部屋も綺麗だったよ。
 腹減ったんで、ホテルの隣りの食堂で飯。なんだか、やたらに美味いっす(泣)腹の心配なんかする暇なし。しかも一人30元も出したら喰い切れないし。これで気を良くして、結局3日間金桂旅館に泊まることに確定(笑)
 ホテルに戻って六和塔行こうと言ってたら、トラブル発生!阿字弟の使い捨てコンタクトが目の裏に。取ろうとしたら、千切れたみたい(汗)ヤバイぞ、おい。1時間くらいして取れなかったんで、阿字弟よん弟は病院へ。運弟とわしは、部屋で『ななならべ』さんの水滸カードゲームで待つ。阿字弟達が戻ったので話を聞いたが、無事みたいで一安心。暫し休憩。
 タクシー乗って六和寺へ向かう。夕方だったから、銭塘江の潮信のデカイのは来なかった。境内が山で一瞬怯むが、魯智深像と武松像は直ぐのところにあったんでラッキー(笑)皆でバチバチ記念撮影。それ以外には用はないから、そこで引き返して六和塔に登る。外から見てもデカイけど、登ってみたら尚デカイ(汗)登っても登っても上があるじゃん(滝汗)やっと天辺まで登ったものの窓の高さがわしの腰より低いので、滅茶苦茶恐い(洪水汗)殆ど塔の中央付近にいたのはです(爆)
 わし、さっさと塔を降りてお土産物色。目がキラ〜ン(笑)あるある、栞はあるわ、切手はあるわ、シートはあるわ、扇子はあるわ、泥人形はあるわ...皆で買えるだけ買い占め。売り子のおにーちゃん嬉しげ。「三国は?」「不要」にべもない(笑)多分、相当怪しげだったんだろーなー、わしら。ヒゲ面3人+デカイの1人で、水滸グッズに目の色変えて買い占めてたんだから(笑)
 満足したんでホテルに帰る。ホテルの小姐に声掛けられたんで振り向くと、「パスポート忘れてったでしょ」...良い人で本当良かった(泣)部屋へ行く途中、中国であることを痛感する。だって、階段に下着とか干してあるし、親父がパンツで歩いてるし(笑)
 隣の飯屋で晩飯。鶏の鍋が泣けるほど美味かったぜ。鶏の首は阿字弟に贈呈(笑)それから近所のスーパーに買い出しに行く。噂の水滸ラーメン・水滸ヨーグルトを捜すも見つからず。部屋で呑むビールとなんか売れてそうだった「古越龍山」って紹興酒を買う。これが1本720mlボトルだったか、たったの8元。しかも旨いんだよ、また。日本でも売ってるのかな?とにかく旨い。惚れたぜ(笑)
 三日目に続く...

電車からの農村風景

魯智深像

武松像