よしなしごと其之四拾参


9/13(水) 五日目


 今日は移動日。杭州を離れて無錫に。移動時間4.5時間だから、勿論軟座です。しっかし、広くていいねぇ、中国の電車は。わしなんかデカイから、日本だとグリーンだって狭いから、メッチャ快適。時間がいっぱいあったから、皆で水滸カードゲームやったよ。車中では負け知らずだじぇ(笑)ハミ瓜喰いたいなぁ〜と思ってたら、小姐が売りに来た。ラッキー。これったら美味いじゃん!(西瓜+メロン)÷2でもちっと歯ごたえがあるって感じだね。
 電車の窓から外見てて、ふと気になって聞いてみた。「あの田圃の真ん中にある、煙突みたいなデッカイ建物なんだろ?」阿字弟曰く、「原発。」でも田圃の真ん中だよ(汗)塀なんか落書きしてあるよ(汗)建物の窓割れてるよ(汗)中国恐るべし...
 宋江する内、無錫に到着。なーんだ、都会じゃん。歩行者用信号も杭州上海に比べるとちゃんと機能してるし(笑)歩行者用でないとこ渡ってるのって、わしらだけだったりして(汗)でも、信号が機能してても車が止まる分けじゃないのはここも同じ(笑)
 無錫駅からホテル捜す途中、道を聞いたおばちゃんが生憎ホテルの客引きで、しつこく付いてくる。断っても付いてくる(笑)無視しても付いてくる(爆)怒鳴っても付いてくる(驚)飽くまで付いてくる(泣)逃げても付いてくる(恐)
 仕方ないんで偶然見つけた小さな新華書店に入る(笑)二階が特価コーナーだってんで覗いてみたら、うわっすげーバッタモンの嵐(爆)ロボットvs孫悟空なんてのは可愛い方で、よん弟が買ったドラ○もんvs猪八戒なんて凄いよ〜、途中で猪八戒が虎に変身すると、ドラ○もんが武松に変身(爆)ドラ○もん、あるし(笑)そんなバッタモンにも水滸が絡む辺り、流石に本場だ(爆)
 店出てもまだおばちゃんいる...逃げるわしら、追うおばちゃん。息詰まるスリルとサスペンス(爆)かれこれ1時間は確実に付いてきたよなぁ。無錫ってそんなに客いないのかな?
 取り敢えず場所分からなかったんで、タクシーでホテルに。ここは☆☆の梁渓飯店ってホテル。同じ敷地に巨大な新館があるのにそっちは潰れてる(汗)でも、接客は☆☆☆の上海の青年会賓館よりずーーーーーーーっとマシ。
 夕方まで時間があったから、明日のために水滸城の下見に出掛ける。タクシーで30分くらいなんだけど、なんか途中が凄かった。なんだか郊外に向かう程、巨大な建物がいっぱい現れる。その中に図書館があったけど、日本じゃちょっとあんな規模の図書館なんか見たことない(汗)
 感心してるうちに太湖が見えてきたよ。OH,GREAT!EXCELLENT!!デカイよ、おい。水滸っぽいし(喜)しか〜し、その先には更に水滸城があるのでした。タクシーが坂を登り切って視界が開けた時、太湖を背景に広がる水滸城が目の前に。その途端、タクシーの中で皆同時に、「お〜〜〜〜〜」(笑)やっぱ皆水滸馬鹿だ(爆)
 中に入ったけど夕方だったから表演は終わってた。明日の下見が目的だから、別にがっかりしないもんね(泣)半分くらいの敷地は歩いて、早速お土産買い漁り(笑)下見じゃなかったのか(笑)皆壊れ気味(爆)これ以上いると危険なので、引き上げ(笑)
 ホテルに帰って飯屋を捜しに出る。なんたら言うワンタン屋があったんで入る。なんだか有名らしい。ワンタン喰ったらスーパーグレート好吃!(号泣)運弟と二人で滅茶苦茶感動する(笑)持って帰りてぇよ〜、この味...
 まだ夜も早かったんで、再度水滸ラーメン&ヨーグルト捜しに走るが見つからず。その替りと言っちゃあなんだけど、変な日本語パッケージの食品多数発見(笑)あんまし面白いんで、そんなもんばっか捜してた。詳しくはよん弟の日記参照のこと(笑)
 ふらふらしてたらデッカイ新華書店発見!皆再び壊れる(笑)
 他でもそうだったけど、なんかやたらにケンタがある。他にもピザハット・マクド・モスバーガーなんてのも。漢字で書くとね、『肯徳基』『必勝客』『麦当労』『莫帥漢堡』。全部読めるあなたは漢字博士だ(笑)喰い足りなかったんでケンタ喰って、夜食用に更に買って帰る(笑)ちょっとだけケンタの味違う感じ。
 ホテルの部屋で明日のための計画をいー加減に練りつつ、阿字弟が水滸城で買った水滸酒をケンタつまみながら呑む。ストレートよりスプライトで割った方が美味いね。明日が中国オフのメインなんで、早めの御就寝。
 六日目に続く...

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