

- 梁山泊第四十位、騎兵軍小彪将兼斥候を承る好漢じゃ。魚返版の渾名は「おブコさま」なんじゃが、どこの言葉かの...
- 元は衙門防禦使保義、都の官庁警護役じゃな。実体のない名誉職だとも言うが。
- 大刀の使い手で武芸は人並み優れ、かつてその腕を見込まれて皇族の婿となった漢じゃ。
- 皇族の婿になったところまではよかったが、その顔の醜さを苦にして奥方が自殺したと言うんじゃから、凄い顔だったんじゃろうな。性格は剛直無比、打つ手を知らぬ軍部首脳に対して無名の関勝を推挙したのはこの漢じゃった。
- 方臘戦では蘇州で敵の飛豹大将軍郭世広と一騎打ちの挙げ句、相打ちとなってしもうた。もしかしたら、この漢の一番の手柄は、関勝を官軍の将軍として推挙して、仲間入りさせるきっかけを作ったことなのかも知れんのぅ...