<開封内城>




宮城 内城の中にもう一つ城壁で囲まれて、宋の中央官庁があったり、徽宗達皇帝一家が住んでたりしました。真ん中の道路より上が内裏。特に左側に紫宸殿やら内苑があるので、柴進が”山東宋江”の字を切り取った睿思殿もこの辺りでしょう。
酸棗門 ここの外に魯智深が菜頭に任命された大相国寺の菜園があります。
樊楼 林冲が陸謙に騙されて一緒に呑んだのがここ。
大相国寺 五台山の智真長老から紹介されて魯智深が尋ねた大相国寺がここ。
開封府 首都開封のお役所。白虎節堂事件で逮捕された林冲は、ここへ送られて裁判に掛けられました。
州橋 正式名天漢橋。滄州送りと決まった林冲を舅の張教頭と奥さんが待ち受けていたのがここのたもとの酒屋。そこで林冲は奥さんに離縁状を書きました。楊志が宝刀を売りに行って、没毛大虫牛二を殺したのもここの近所の盛り場。
馬行街 復職を願って開封に戻った楊志が高Qに追い返され、最初に宝刀を売りに行ったのがここです。
殿前司軍営 この辺りが殿前司軍営だったようですから、高Qが閲兵したりしたのもこの辺りですかね?徐寧も殿前司の金鎗班ですから、この辺りでしょう。
御街 元宵節見物にやって来た宋江一行から、柴進・燕青が偵察がてら先行して内城に入って最初に来たのがこの辺り。翌日、宋江が尋ねた李師師の家もここにあります。
東華門 御街からこの辺りまで柴進たちはやってきて、とある酒楼で内裏に入るための簪と上着を入手しました。
宣徳門 梁山泊招安の際、ここの門楼で徽宗が宋江達を閲兵しました。