孫二娘 | 「ったく、うちの亭主ったらろくな働きもしないくせにさ、遊びだけは一人前なんだから、あったま来ちまうよ。本当に。」 |
顧大嫂 | 「あんたも一緒になって長いのに、まだそんなこと言ってんのかい?若いねぇ。男なんか掌の上で遊ばせときゃあいいんだよ。どうせ何にも出来やぁしないんだからさ。」 |
孫二娘 | 「姐さん。分かっちゃいるんだよ、あたいだって。でも、分かちゃいても腹立つんだよ。そんなことないのかい?今度、一服盛ってやろうかね!」 |
顧大嫂 | 「腹が立つ?そんなこと、無いねぇ。あたしゃあ、そんなこと思う前に手が出てるし、腹立つ頃には亭主は伸びちまってるしさ。あっはっは。」 |