秦明 | 「あれか?やっぱ、先鋒って言うのは短気なのがいいのかね?」 |
索超 | 「そりゃあ、そうでしょ。気長な先鋒なんて、屁の役にも立ちゃしない。」 |
秦明 | 「そうだよなぁ。我ながら馬鹿な質問だよなぁ。」 |
索超 | 「いいって、そんなこと。」 |
秦明 | 「短気で負けず嫌いが、先鋒向きかぁ。どんぴしゃだな、お前。」 |
索超 | 「いやー、それほどでも...」 |
秦明 | 「俺なんかどうかな?」 |
索超 | 「何が?」 |
秦明 | 「だから、先鋒...」 |
索超 | 「霹靂火が先鋒?」 |
秦明 | 「そう。どう思う?」 |
索超 | 「どうって、五虎将どうするのよ?」 |
秦明 | 「だから、例えばだってば...」 |
索超 | 「いいじゃん。五虎将の方が。主力だよ、うちの。」 |
秦明 | 「そうだけどさ、先鋒の方が見せ場多いし...」 |
索超 | 「何言ってんだよ。皆聞いたら怒るぜ、きっと。」 |
秦明 | 「例えばだって、言ってるじゃねぇか。ガキだな。」 |
索超 | 「その言い方はねぇだろ!怒るぜ!!」 |
秦明 | 「お前、誰に口聞いてんだよ、いいじゃねぇか!俺だって先鋒やってたんだぞ、昔は!」 |
索超 | 「昔なんか知るか!!サボテン野郎!!」 |
秦明 | 「てめぇ、表へ出ろぃ!!」 |