王英 | 「なぁ、子供ほしいくない?」 |
扈三娘 | 「やだぁ、H。でも、ほしいよね。」 |
王英 | 「どっちがいい?男と女。」 |
扈三娘 | 「う〜ん、どっちでもいいけど、男かな。」 |
王英 | 「どうして?」 |
扈三娘 | 「わたしにそれ、言わせる気?」 |
王英 | 「えへへへへ、いや、ほれ...」 |
扈三娘 | 「英は?」 |
王英 | 「俺も男がいいなぁ。娘じゃ、あぶないし。いろいろと...」 |
扈三娘 | 「その口から出る台詞じゃないわね...」 |
王英 | 「名前は何がいい?」 |
扈三娘 | 「テイチはどう?」 |
王英 | 「どんな字?」 |
扈三娘 | 「貞治。」 |
王英 | 「絶対ダメ!」 |
扈三娘 | 「そうね、英は阪神ファンだもんね。」 |
王英 | 「難しい字にしようよ。」 |
扈三娘 | 「どうして?」 |
王英 | 「読んで書けるようしようと思って、勉強するかも知れないし...」 |
扈三娘 | 「そんなもんかなぁ?」 |
王英 | 「俺がさぁ、字読めないじゃん。」 |
扈三娘 | 「大丈夫。わたしが教えるから。武術もね。」 |
王英 | 「じゃあ、俺が教えるのは...」 |
扈三娘 | 「教えなくていい!!」 |