裴宣 | 「皆の衆、倭国の魚返と言う文人をしっておるか?」 |
皇甫端 | 「知っておる。わしを”赤ヒゲ先生”と言った男じゃろ?」 |
裴宣 | 「そうじゃ。わしのことは”くろがね事務官”と言いおった。皆の渾名が凄い訳になっておる!」 |
李忠 | 「俺は”虎泣かせ”」 |
燕青 | 「おいらは”風来坊”」 |
李袞 | 「俺は”飛ばしの名人”って、ゴルファーみてぇじゃねぇかよ。」 |
張青 | 「わし、”菜っ葉屋”だぜ。まぁ、ある意味当たってるけどよ...」 |
楊志 | 「それがしは”青ヅラ”だが、もうちょっとなんとかならんのか!」 |
孟康 | 「俺だって、”玉の丸太”だよ。丸太って何だよなぁ。」 |
宣賛 | 「わし、”おブコさま”。何語だ、一体!意味が分からんぞ!」 |
鄭天寿 | 「でも、なんか納得するなぁ、あんたのは。俺、”白ムコさん”だけど。」 |
王定六 | 「俺、男なのに”おてんば”だぜ。そんなのありかよ。」 |
孫立 | 「お前等、まだましだ!わしなんか”病気大将”だぞ!」 |
楊雄 | 「皆、それがどうしたってんだ...俺、”黄疸病み”なんだぞ...」 |
裴宣 | 「いずれにしても許せん!懲らしめるべし!」 |
孫立 | 「当然じゃろ!」 |
楊雄 | 「俺に首刎ねさせろ!」 |
孟康 | 「船は俺が出すぜっ!」 |